こころとからだのトータルケア

インド好きな鍼灸師のいるお店のブログです。

ガンにならない生き方。

最近、読んで面白かった本のご紹介です😊

Amazon - 50歳を超えてもガンにならない生き方 (講談社+α新書) | 土橋 重隆 |本 | 通販

 

土橋先生は外科医で、医学博士です。

ガンの手術も数多く手がけられたようです。

 

その先生が、おっしゃるには、ガンと心は深い関りがあるとのことです。ガンになる人は強いストレス状態にある生活を手放せずにいたり、病気への強い恐怖心があったり、心やそれまでの生き方に必ず何か原因があるそうです。

 

そして、その生き方を変えることで、ガンが消えた。もしくは余命宣告よりはるか長い時間生きることができた。そういった症例をいくつも見てきたそうです。

 

ガンが消えた人の共通点は、ガンを治そう、闘病しようとするのをあきらめた人たちだ、ということです。

ガンを治そうというのは、ガンを悪者として認識し、それを排除しようとする意識ですから、そういう人は治りにくい。

そうではなく、もうなってしまったものはしょうがないから、一日一日を悔いなく過ごそうと今までの生き方を変えられた人たちは、治っていくそうです。

 

そして「病気を治す主体は、あなた自身にある。あなたが考え、あなたが選択し、あなたが体験する。その主体性が病気を治すカギになるのです。」とも書かれています。

 

以前の記事、「同治と対治」でも書かせていただきましたが、自分の一部をあたかも、他者であるように切り取り批判して、排除しようとすることは根本的な問題解決にはならないように思います。

 

自分は被害者だと、悪を外部に作って叩いていくのではなく、まずは現状の自分を受け入れ、その日、その時の最良の選択をしていけるようになることが、様々な病気を癒していくことに繋がるように思うのです。